お風呂のお掃除
2017年12月12日

新築やリフォームで新しくしたお風呂は、できるだけきれいな状態を保ちたいものです。
お風呂をきれいに保つには、どんなことに配慮するとよいでしょうか?
お風呂は石けんカスや皮脂汚れ、水道水のカルシウムなどが溜まりやすく、汚れやすい場所です。
毎日掃除することで、汚れが固まる前の落ちやすい状態のときに掃除をする事が大切です。
特に、床と壁の継ぎ目、お風呂の蓋、排水溝は意識して汚れをためないようにしましょう。
また、ボトル類の裏はヌメリがつきやすいですので、浴室内に置くボトルの数は多く置かず厳選すると、掃除もしやすいです。
ただし、床材や排水溝の構造によっても、お風呂の手入れのしやすさは差がでます。
お風呂掃除の最適なタイミングは、最後の人が入浴した直後です。
浴室の汚れは時間の経過とともに落ちにくくなりますし、毎日掃除することでまとめて掃除をする手間が省けます。
お風呂に多く見られるピンクのヌメリは、やがて黒いカビとなって落としにくくなります。
ピンクのヌメリのうちに掃除をすることで、汚れを楽に落とすことが可能です。
壁と浴室の継ぎ目など浴室の汚れがたまりやすい場所のほかに、シャンプーやボディーソープのボトルの裏も、こまめに拭いておきましょう。
お風呂掃除が終わったらに水気を拭きとり、換気扇をつけておくことも、カビの発生を抑えるポイントになります。
また、お風呂のスポンジを長期間交換しないと、雑菌やカビをまき散らす原因になりますのでこまめに交換しましょう。
エコ掃除に使われるアイテムとして、重曹やクエン酸がありますが、汚れの種類によって向き不向きがあります。
お風呂の汚れにはいくつかの種類があり、石けんカスや皮脂汚れを落としやすいのは重曹です。
重曹には研磨作用がありますので、円を小さく描くようにこすっていきます。
水道水に含まれ、水栓金具などを白くするカルシウム汚れに強いのは、酢とクエン酸です。
ただし、酢を使用する事で錆のリスクがありますので、使用後はしっかりと水で洗い流すようにしてください。
重曹やクエン酸を使ったエコ掃除では、汚れの種類によって使い分けることがポイントです。
お風呂の白く固い汚れは、軽くこすっただけではとれません。白く固い汚れはカルシウムの塊であるケースが多くあります。
クエン酸を水で薄めてクエン酸水をつくり、白い固い汚れの上にキッチンペーパーを載せて、クエン酸スプレーを振りかけます。
この「クエン酸湿布」をした後に、しばらくして汚れを落とすと、汚れが落としやすくなりますのでお試しください。