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矢田建設のブログです。

お知らせ

2023/12/11

建設フェスタ|たくさんのご来場ありがとうございました

10月8日(日)に3年ぶりに開催された建設フェスタ。

地元にお住まいの方々にお集まり頂き、大きなトラブルもなく終えることができました。

たくさんのご来場ありがとうございました。

そして天候にも恵まれ、地域の方々とふれあう機会が持てたこの機会を大変貴重に感じております。

今日は建設フェスタの裏話なる事前準備でのことをコラムで紹介していきます。

棟上げ式に使用した家の準備

今回建設フェスタの棟上げ式と餅まきで使用したこちらの家(画像参照)。

こちらは矢田建設スタッフが働きながら2年間通っていた「職業能力開発短期大学校 東京建築カレッジ」の教育の一環で実際に建築した一戸建てになります。

住むための一戸建てよりも多少小さなサイズですが、二階建ての戸建を棟上げ式と餅まきで使用しました。

当日この一戸建てを運ぶわけにいかないため、前日運搬しました。

そして、画像を見てもお分かりの通り、足場もしっかり組んでいます。

今ではなかなかお目にかからない行事ですよね。

「どこから餅(※フェスタ当日はお菓子に変更)を投げるの??」

足場に階段が設置されており、階段を登った先に人が立てる足場が組まれています。

この場所から餅(お菓子)まきを実施しました。

参加されたみなさま、何個ゲットできたでしょうか。個数に制限もないのも嬉しいイベントだったと思います。

本来の意味は?

どうして棟上げ式や餅まきをフェスタで実施したのかというと、今ではなかなか見れないこの行事を地域のみなさまを含め、建設フェスタにご来場いただいた方々に体験して頂きたかったからです。

家を建てる=富の象徴とされてきた時代、その富を自分だけでなく、人々に分け合い、嫉妬や妬みを買わないよう、地域全体に富を循環させる行為が背景にあります。

古くは江戸時代から一般的に広まったこの儀式。

フェスタ当日は、餅ではなく、お菓子に変えて餅まき体験をして頂きましたが、実際の餅まきは、本物の餅をまいていきます。

では、どうして「餅」なのかご存じですか?

お正月の鏡餅もあるように、餅は神聖なお供えものと位置付けられています。土地には神様が宿っていると考えられているため、その土地の神に対してお供えものをするという考えから餅まきが現代まで伝わっているのです。

餅まきは誰でも参加可能

「餅まきって事前に呼ばれた人だけが参加できる行事なの?」

そんなことはないんですよ。

本当に家を建てる際の餅まきもご近所さんが集まって参加されています。老若男女誰でも参加でき、争奪戦も繰り広げられるとか。

何度も言いますが、近年ではなかなか実施しない儀式にもなっているため、餅まきを開催する!となると貴重な機会なので、みなさん挙って参加いただいています。

まとめ

コロナが落ち着き、ようやく行事開催が元通りに戻ってきました。

私たち矢田建設も建設フェスタでたくさんの地域住民の方とお会いでき大変嬉しく思います。

そして、今回棟上げ式や餅まきを通し、日本建築の文化を体験して頂いたことにより、みなさまにも富が広がることをお祈りしております。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

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