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矢田建設のブログです。
お知らせ
2021/9/27
和室→フローリングに変えた場合のリノベーションの費用が知りたい!
家のつくりは、その時代の人々のライフスタイルに合ったつくりになっており、所謂、流行り廃りの入れ替わりも早くなっています。
今、多くの新築住宅は、「除菌対策」ができるような導線も数多く建てられており、玄関に入ると、玄関専用の手洗い場、また、コート類の除菌が出来るような器具を設置していたり、玄関ドアを開ける際のドアノブや鍵を非接触タイプにしていたりと、ウィズコロナ時代に合わせた家づくりが続々と誕生しています。
時代に合った家づくりは、間取りも同様となり、ひと昔前の主流の間取りと、今の流行りの間取り、床材なども流行りがあるものです。
しかし、買い替えともなると費用面がネックとなり、なかなか前に進みづらいのですが、リノベーションやリフォームでも、間取りの変更や設備の一新は可能です。
今回の記事では、和室から洋室に変える場合のリノベーションについて解説していきます。
和室→洋室の費用は?
費用は、一番気になる部分と言っても過言ではないでしょう。もちろん、あなたが考えるリノベーションの範囲によっても費用は変わってくるものですが、おおよそ、10万円前後〜100万円位の間でリノベーション工事をすることが多く、その中でも、予算を60万円以内で考えている方が目立ちます。
しかし、10万円〜100万円というと、かなり幅が大きいですよね。
この費用の差は、何かというと、やはり、工事をどこまでするかによって費用の差が生じてくるのです。
例えば、和室から洋室に変える際には、畳をフローリングに変える方がほとんどです。
フローリングに変える場合の費用は、おおよそ30万円程度となりますが、畳を撤去して、その上に床材を貼って・・・といった単純な工事ではありません。
そもそも、洋室と和室は、「下地」が違い、その下地の設置作業が必要となります。また、和室には断熱材が入っていないケースも多く、その場合は、断熱材を入れる作業も組み込まれてきます。
さらに、マンションでは、床材を変える場合、管理組合にリノベーションの申請が必要となることも多いので、管理規約を確認したり、マンションの管理組合に相談をしてみることも必要となります。
ご近所や、管理組合に伝えた方がいいのか?
公道の狭い通りに面している一戸建て住宅ともなると、大規模なリノベーションで、大きな重機などが入ることで、ご近所にも理解と協力が必要になります。
このような場合は、事前に工事期間と、おおよそ分かる範囲で伝えた方がのちのトラブルを回避できたりもします。
一方で、マンションは、お隣とコンクリートの壁を挟んでの距離感となるので、騒音トラブルや、職人さんの出入りが、他の住民の生活圏内と一緒となります。
実際に工事に入る前の機材や材木を運ぶ際も踏まえて、お隣、上下階、あなたの部屋と隣接をする部屋には、事前に報告をしておくことをおすすめします。
マンションには、購入時に管理規約が定められている冊子が配られることが多くあります。
管理規約とは、簡単に言うと、区分所有者が住むにあたってのマンション内でのルールとなり、その管理規約の規約内容の1つに、修繕工事などの規約が記載されております。
管理規約には、リノベーションの工事内容によって、工事申請書と工事内容の分かる設計図、仕様書、工程表を提出する旨が書かれています。
管理規約を紛失してしまった場合は、管理人や、管理会社へ問い合わせをし、確認をしましょう。
リノベーション工事の期間
小規模な工事となると、1日程度で工事が終わることも多く、今は、在宅しながらリノベーション工事を行なえる場合もあります。
工事期間中、別宅を用意する必要性が生じると、リノベーション費用に加えて、必要コストが上乗せされるので、在宅リノベーションはありがたいですよね。
これは、筆者のケースですが、筆者の自宅は、和室→モダン和室にリノベーション工事中です。
工事内容は、
1:1畳畳(フチあり)→半畳畳(フチなし)へ交換
2:襖→引き戸へ交換
3:押し入れの襖→ウッドブラインドへ交換
4:障子→縦型ブラインドへ交換
5:押し入れと障子の鴨居、敷居などの塗装(白)
6:一部クロスに影響のある工事のため、クロスの張替え(一部)
上記の工事内容では、管理組合での申請は不要、工事期間は、6日間でした。また、在宅しながら工事も可能です。
ただし、マンション毎に規約の内容が変わるので、必ず管理規約を確認しましょう。
騒音はどのくらいなんだろう?
騒音問題は、ご近所トラブル1位と言われているほど、後の関係性にも響いてきます。せっかくリノベーションをして嬉しい気持ちですから、ご近所とのトラブルは避けたいものです。
騒音は人によって感じ方が異なり、非常に繊細な内容となります。
管理規約上には、「ご近所挨拶をしましょう」なんて書かれているわけではないので、円滑なご近所関係を保つなら、事前に話をしておいた方がよいでしょう。
工事依頼会社に相談をしましょう
筆者の場合、「大きな音は出ませんよ」とリノベーション会社に言われていましたが、実際は、電動機材を使うことも多く、お隣さんに迷惑じゃないか・・・?とヒヤヒヤしていた工事もありました。
恐らく、お客様と専門業者の感じ方には、若干の誤差があるようにも感じています。記事の中に、騒音のことに触れていますが、感じ方、聞き慣れている音かによって、うるさいか、うるさくないかと捉え方が180度変わってきます。
少しの相談も必ず工事を依頼する会社に相談をするようにしましょう。
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