矢田建設のブログです。

前回のブログで、大工になる方法の1つとして、「学校」について書きました。今回は、私の場合について書きます。私の場合は、親が大工だったので親方から学びました。親方から学ぶ道、学校で学ぶ道、それぞれによさがあると思いますが、学校でなければ得られないものがあります。それは、「同年代のつながり」です。同年代で同じ職種の仲間と出会う機会というは、これから先、仕事を続けていく上でもとても大切だと思います。私にはその機会がなかったので、弊社の社員を羨ましく思うことがあります。

もう1つ、技術だけでなく、座学で知識を得られることも「学校」で学ぶよさだと思います。技術を身につけるだけでなく、「なぜそうするか」科学的に立証されていることも含めて学べるのが学校です。学校では、大がかりな実験なども見ることができます。手順の背景を知っていれば、抜いてはいけない工程があることもしっかりと理解できるのです。私の場合は座学の機会がなかったので、今も勉強会など知識を得られる機会には、できるだけ参加してするようにしています。