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矢田建設のブログです。
リフォームの予備知識
2018/12/20
フローリング材の違い
フローリング材は大きくわけて、「合板(複合)フローリング」と「無垢フローリング」があります。100%天然木を使った「無垢フローリング」は、木目の柔らかい肌触りを感じることができますが、「合板フローリング」に比べて高価で、傷や汚れがつきやすいというデメリットがあります。一方、「合板(複合)フローリング」は、「無垢フローリング」と比べると冷たい質感になりますが、傷がつきにくく、経年劣化しにくいというメリットがあります。
「合板フローリング」の中にも、「突き板フローリング」「挽き板フローリング」「シートフローリング」などの種類があります。
「突き板フローリング」とは、木材を0.3mm程度そいだ表面化粧材を基材に貼り合わせたもの。「挽き板フローリング」は、突き板フローリングの化粧材部分をもう少し厚くしたしたもので、2mm程度に切り出した天然木を基材に貼り合わせたものです。化粧材を厚くした分、見た目はかなり無垢材に近い風合いになっています。「シートフローリング」は、木目などの模様をプリントした樹脂シートを基材に貼り合わせたもので、色や模様のバリエーションが豊富です。
それぞれにメリット、デメリットがあるので、選ぶ際には何を優先させるかを明確にしておくことが重要です。また、床暖房を導入予定の場合は、色や質感などが気に入っても床暖房非対応のフローリング材は避けた方がよいでしょう。ご相談の際には、そのようなご希望もあわせてお知らせいただけると、絞りやすくなります。
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