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矢田建設のブログです。
お知らせ
2023/6/30
先進的窓リノベ事業について|矢田建設の現状をお伝えします
今までにない予算額、しかも最大補助金額200万円という大規模な補助金制度として注目を浴びている先進的窓リノベ事業。
交付申請の開始は2023年3月31日からでした。
どうしても「窓のリフォーム」よりも室内空間のリフォームやリノベーションを優先する方が多かったものの、この補助金を活用して窓のリフォームを前向きに考える方も増えたのはいうまでもありません。
実際、矢田建設にも窓の交換、内窓の設置など窓に関するリフォーム問い合わせが非常に多くなりました。
申請開始前後から、様々な疑問や憶測が行き交っているため、ここで先進的窓リノベ事業の矢田建設の現状をお伝えしていきます。
先進的窓リノベ事業の流れ
まず、補助金を受けるための流れをざっくり解説していきます。
- 工事施工者と工事請負契約を締結
- 該当工事に着手
- 工事完了後、性能証明書をメーカーより発行
- 補助金の交付申請
- 審査
- 補助金の交付と還元
このような流れで手続きを進めていきます。
しかし、現在、上記の流れの中でかなり期間を要する箇所があり、申請するまでの間、補助金の予算が達してしまう可能性もあるのではないかとの懸念事項が表面化しているのです。
補助金の申請の基本ラインは、工事着手が必須です。
では現在どこの箇所で期間がかかるといわれているのでしょうか。
次の段落で解説していきましょう。
窓自体の納期の見込み
窓製品大手メーカーが相次いで新規納品の遅延を発表しています。
既に発注済みの納期に関しては、納品までに3ヶ月はかかるとか。
直接施主様と工事請負を締結する工務店やリフォーム会社としても、窓自体の納品遅延の状況で、新規のお客様に補助金のご案内ができないというのが現状です。
さらに、補助金予算に対して申請額の割合がいつどう跳ね上がるか分からない状況のため、既に契約締結して頂いているお客様には不安な状況が続いていることが大変心苦しいところです。
手続きの遅延
窓メーカーの納品遅延によって、ご検討されるお客様に対して補助金の予算が上限に達してしまう可能性も考慮すると、私たちもなかなかご案内できないというのが本心のところです。
実際、工事完了後、申請するにあたって書類を添付しなければいけませんが、メーカーから発行される「性能証明書」が必要になり、この証明書の発行に関しても日数がかかると言われています。
遅延の原因
窓メーカー各社が遅延を発表している背景は、予想を上回る発注だったことが理由とされています。元々、先進的窓リノベ事業補助金は、発注が多数あることが予想されていましたが、その予測以上の発注だったということでしょう。
生産供給体制を強化するとの発表もありますが、発注してから3ヶ月かかる見込みは6月10日現在でも変わっていません。
矢田建設として
補助金制度は施主様にとっても、非常に活用したい制度のはずです。
リフォーム費用は高額になることも多いため、国の補助金制度がリフォームの後押しとなっていることは間違いありません。
今回の「窓」に関しても同様です。室内環境をリノベしたり、リフォームする事例は非常に多いですが、窓リフォームは後回しに考えている方に向けて、窓リフォームの優先順位が上がったともいえます。
しかし、現在の状況を踏まえると、新規のお客様が契約を締結し、窓の納品、工事着工の間に補助金の予算額が上限に達してしまう可能性も多いに考えられます。
そうなると、お客様は補助金を受けることができず、全額負担でのリフォーム工事になってしまいます。
とはいえ、メーカー側も生産体制を強化すると発表しているため、常に状況が変化しているのは間違いないでしょう。
もし、窓リフォームをお考えであれば、まずは矢田建設まで一度お問合せください。
現在の状況や、予測しうる可能性などをお話しさせて頂きます。
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