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矢田建設のブログです。

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2021/3/15

建設キャリアアップシステム導入!お客様や働き手により良い環境作りを心がけています

株式会社矢田建設では、働き手である職人さん、本社にいる事務スタッフ、また、お客様にとって、「より良い環境作り」を心がけています。

そういった取り組みを毎月行うには、従来のやり方、思考だけではなく、新旧を重ね合わせた、バランスの良い仕組みづくりが必要と考えています。

今回、新たな取り組みとしてご紹介をさせてもらうのは、国土交通省が推進している「建設キャリアアップシステム」に申請をしたこと、また、建設キャリアアップシステムを導入することで、どんなメリットがあり、職人さん、お客様にはどんな影響があるのかを説明したいと思います 。

建設キャリアアップシステムとは何だろう?

まずは、建設キャリアアップシステムについて説明しましょう。

「建設キャリアアップシステム」とは、国土交通省が推進をしている制度となり、建設業の事業者、技術者の資格や社会保険加入の状況、作業現場での履歴等の情報を登録することができます。

この情報は、随時積み重なっていき、技術者には、自分の作業履歴や、資格を示すことで、現場が変わっても、適性な評価を受けることができ、事業者にとっては、就業状況を確認できるので、業務の効率化が見込まれるシステムとなります。

現在は、一般財団法人建設業振興基金が運営をしています。

とはいえ、まだ認知しきれていないシステムではありますが、今後、このシステムの導入をすることが事業者、技術者双方のメリットにもなります。

そこで、次の項目では、建設キャリアアップシステムを導入することでのメリットをご紹介したいと思います。

事業者のメリットとは?

上記では、まだ浸透がしきれていない旨を綴っていますが、国土交通省は、今後全ての技術者の登録を目標に掲げています。よって、今後、建設キャリアアップシステムを導入することでのメリットも生じてくるでしょう。

それでは、事業者にはどんなメリットがあるのかを説明していきます。

1:取引先・施主様・技術者に対して信頼が増す

建設キャリアアップシステムを導入していること自体がアピールポイントになります。また、建設業界は職人不足と言われていますが、建設キャリアアップシステムの導入企業として、就業環境が整備されていることも技術者確保に繋がることがあります。

2:下請け業者も導入可能です

建設業界は、様々な専門分野の技術者が必要となります。

建設業界は、元請け業者から下請け業者へ協力をしてもらうこともあるため、下請け業者が建設キャリアアップシステムを導入していることで、同業他社と比較をすると差別化を図ることもできます。

3:業務の効率化

技術者の就業履歴を透明化にすることでの採用の確保、ICカードを用いることによる勤怠の管理など、建設キャリアアップシステムを導入することで、複数の媒体やツール、また手作業で行っていた業務を1本化することができ、結果的に、業務の効率が良くなる可能性があります。

技術者にとってのメリットは?

ここまで、事業者に対するメリットをご紹介しました。次に技術者にとってはどんなメリットがあるのかをご紹介しましょう。

1:適正な賃金と待遇

建設キャリアアップシステムの認定が降りた技術者には、技術者IDが付与され、ICカードが手元に届きます。

このICカードに、資格、就業履歴が積み重なっていくので、経験やスキルが表面化され、適正な賃金や待遇を受けれる機会が増えるでしょう。

2:将来のキャリアアップ形成

技術者のこれまでの経歴や資格、技能が見えにくい業態でしたが、この仕組みを建設キャリアアップシステムで見える化にしています。

また、このデータを元に技術者の能力を4段階で評価し、その評価ごとのICカードが発行されることになります。

将来のキャリア形成が探しにくいと思う技術者が多い中、この共通評価によって、目標が設定しやすくなるでしょう。

登録費用は幅があります

申請、登録をするには、登録申請者が費用を負担します。その費用は事業規模にもよりますが、6,000円〜240万円とされています。

技術者が申請する場合も、インターネット申請で2500円となり、登録をするには負担はマストになるでしょう。

株式会社矢田建設では、建設キャリアアップシステムを含め、新たな取り組みを実施しています。 職人さんの採用も随時行っているので、お気軽にお問い合わせください。

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